震災・・・いま思うこと

この日記を書くにあたり、震災の話はかかなくてもいいかなと思っていたが、今日思うことがあってやっぱり綴っておくことにする。
3月11日の震災から2週間ちょっと経過した。その日は、いつも通り静岡のオフィスで仕事中。突然揺れはじめて1分ぐらい揺れていただろう。ビル2階のわりにはかなり揺れだった。Webで地震情報を調べる。静岡の地元の方もここ数年ない揺れと苦笑いしながら驚いていた。家に帰るまでは東北があれほど被災していたとは夢にも思ってなかった。
地震津波の激しさ、そして、メルトダウン計画停電と聞いたことがない報道がされる中、静岡はというと、余震はあるものの生死に関わることはなし。緊急地震警報なるメールやら速報は眉唾ものだったが、警報の閾値を下げているのだろう。仕方がない。でも助かっただけまし。運が良かっただけだよね。科学万能の時代といっても地球規模の自然災害には敵わない。

そして2週間経過。先週、金沢に出張した際、学生さんが街頭で声を張り上げて募金していた。100円だけ募金した。こんな時って正義感を試されてるように感じる。所詮わたしは正義感なんてないと自分で知ってるので、こんな邪なことを感じてしまうのだろう。心はピュアだと思っているが。自分の正念がチープすぎて悲しい。遠方の面識のない他人を愛おしいと思えないのだ(涙)

いまテレビではチャリティマッチと称して、サッカー日本代表Jリーグ代表が戦った。ここに一つの感動がありましたよ。純粋に驚いた。40歳を超えた三浦和良(通称KAZU)が、なんと、ザックジャパンからゴールしたのだ。前半の遠藤の華麗なフリーキックからのゴール、本田スルーパスオフサイド逃れからの岡崎のゴール。これも感動したが、やっぱり今日は三浦さんだねb
被災した方が見ていたら元気をもらったことだろう。希望的観測。出来ゴール?かどうかは定かではないが鮮やかなKAZUゴール&ダンスでした。べつにKAZUを崇拝しているわけではないけど。むしろ、40にもなってダサいと思ってる自分がどこかに居る。でも感動した。多くの人に感動を与えるなんてことは難しいと思う。凡人あぁ無情と思う22:13。